皆様、こんにちは!!
日に日に寒さが増してきますね。
今、紅葉シーズン真っ盛り!! もう、紅葉を見に行かれましたか?

豊岡市は自然豊かな地域です。
生活の中で季節の移り変わりを肌で感じられます。

ふと顔を上げ、遠くを見れば、見事に色づいた山々、、、その先には兵庫県で一番高い標高の『氷ノ山』

その頂にうっすらと積もる積雪、、、。
こんな、幻想的な風景が見れます!!

この風景を見ると私の亡くなった祖母の言葉を思い出します。

『氷ノ山のてっぺんに雪が積もったら、4~5日したら麓も雪がちらつくよ』

現代の様に、情報豊かな時代ではなかった頃、祖母たちは身近な自然の小さな変化を感じ、天候などを予測して生活していたのですね。

その他にもあります。

『北の方向の雲行きが怪しければ、今現在、晴れてても天候は悪くなる』

とか、反対に、

『今現在、天候が悪くても、北の方向が明るければ、快方に向かう』

などなど、、。
化学的な根拠は何一つありませんが、これが不思議と当たるんです!!

そんな、季節の移り変わりを五感で感じられる『豊岡市』!!

ぜひ一度お越しくださいませ!!
お待ちしております!!

さてその『五感』の中の『視覚』ですが、私たち人間の目は3色しか認識していないってご存知でしたか?

『えっっ!!たった3色?!!』  と思われますよね。

正確には、眼球の中の網膜が『赤』『青』『緑』の光を感じそれで脳が色を感じているのだとか、、。
その光具合で、色の繊細な色分けを判断しているなんて、、、。
人間の体って本当に良く出来てますよね~。

その網膜がキャッチする光ですが、私達、生地を扱う者にとっても重要な役割をします。

色の見え方って、周りの環境で大きく違いますよね。
例えば、太陽光の下、蛍光灯の下、屋外、室内などなど、、。

服のショップ店内で見ていた色と、購入後、自宅でみる色と違う!!

こんな経験、皆様でも、一度はありますよね。

 

ウインビーは生地の色チェックをする場所、時間を決めています。

それほど、色の見え方って繊細なものなんです。

 

その色ジャッチをする際の場所の光の演色性を判定するカードがあります。

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『光源の演色性検査カード』

 

印刷業界の方などは、なじみ深いものだと思います。

この演色性を利用しているのが、身近なところだとスーパーの食材!!
その食材がより良く見える様に考えて光が設計されています。

例えば、赤いリンゴを白熱灯の下で見るととても鮮やかに見えますが、白色蛍光灯の下では、くすんで見えます。
同じりんごを買うとしたら、もちろん、鮮やかでおいしそうな色に見える方を選びますよね!!
生地の色判定でも、判定条件を一律にする為に、その場所の演色性をこのカードでみます。

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世の中には、色々な仕事道具がありますね!!

『へぇ~~。こんなのがあるんだ』

と、雑学の一つに追加して頂けたら、嬉しいです!!!
また、社内をウロウロして、生地屋ならではの道具を見つけてご紹介しますね!!!

 

 

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